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技術情報

No.8  フラックス作用と予熱の必要性

ポイントはんだ付けの品質でお困りではありませんか?
品質が良くならない原因は、不良の種類によってさまざまです。

>「フラックス作用と予熱の必要性」について
はんだ付にフラックスが必要なことは言うまでもありませんが、予熱工程がなぜ必要なのかを、フラックスの観点から考えてみたいと思います。

①フラックスがIPA溶剤で供給されるのは なぜ?
フラックス中には、樹脂、活性剤、添加剤などの成分が含まれていますが、これらの成分を安定した状態で保持するには、水分、酸素の影響を極力受けないようにすることが必要です。それには、何かに溶解させて、酸素、水分と触れないようにすることが一番簡単です。IPAは、ロジン(樹脂)、活性剤などが溶解できる上、揮発しやすい、安価なので、最も使いやすいため、溶剤として使われています。
唯一の問題は、IPAが吸湿しやすいため、高湿下に放置すると、水分を含んで成分劣化を誘発するということです。使用期限があって、保管が大事ということがおわかりいただけると思います。

②フラックスが予熱工程で行う作用はなに?
こちらのグラフをご覧下さい。
各温度域で違う作用をしています。
これらの作用は、良いはんだ付を行う上で必ず必要なものですので、予熱工程が重要なことがおわかりいただけると思います。

部分はんだ付に最適なフラックス

ポイントはんだ付に使用するフラックスの条件は、
*濡れスピードが速い
*低温で活性化する
*Niや黄銅基材への濡れ性が良い
*残渣が少ない。
*残渣の信頼性が高い
といった条件を満たす必要があります。

これらを満たすフラックスがあります。→「JS-E15」をお試しください。サンプルあります。

このフラックスは、低温活性と濡れスピードアップ、Ni基材、黄銅基材への濡れ性向上が図られています。
スプレーフラクサーと合わせて試していただければ、品質向上することは間違いありません。